2050年のカーボンニュートラル達成へ向けて、液化した二酸化炭素を低温低圧状態で輸送する世界初の実証実験が始まりました。

26日、京都府舞鶴市で、国から委託を受けた日本CCS調査会社などが本格的に始めたのは、液化した二酸化炭素を「低温低圧」の状態で船で輸送する世界初の実証実験です。

政府は2050年に温室効果ガス排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」達成のため、約15%の二酸化炭素を地中に埋めて大気中に放散させないことを目指しています。

この実験では、二酸化炭素を地中貯蓄する遠隔地に低コストで大量に運ぶため、「低温低圧」状態で京都から北海道まで輸送します。

実証実験は2027年3月まで行われ、「低温低圧」技術の実用化を目指すということです。

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