石破総理大臣は年明けに韓国を訪問し、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と首脳会談を行う方向で調整に入りました。二国間での会談を目的とした外国訪問は韓国が初めてとなります。
政府関係者によりますと、石破総理は、来年の通常国会が始まる前の1月上旬にも韓国を訪問する方向で調整しています。
石破総理は就任後、国際会議の機会に尹大統領とすでに2回会談していて、実現すれば3回目となります。
来年は日韓国交正常化60周年で、両首脳は頻繁に会談することで一致しています。
ただ、新潟県の「佐渡の金山」を巡り、労働者のための追悼式に韓国政府の代表者が欠席するなど日韓関係では火種もくすぶっています。
岩屋外務大臣はこの件について、韓国側と「両国関係に影響を与えないことで一致した」と述べていますが、政府内からは「韓国は約束を覆したのに、石破政権は対応が甘い」との指摘も出ています。
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