健康保険証が12月2日に廃止されることに伴い、健康保険証が銀行口座開設時などに必要な本人確認書類から削除される一方、一定期間は本人確認書類として使うことができる経過措置が設けられることが正式に決まりました。

現行の健康保険証は12月2日に廃止されマイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に一本化されます。

これに伴い、警察庁は関連する犯罪収益移転防止法施行規則を改正し、口座開設やクレジットカード発行の申請などに有効な本人確認書類から健康保険証を削除することを正式に決めました。

改正に向けて警察庁が2024年8月から行った意見募集では9000件以上の意見が寄せられたということで、警察庁は、現行の健康保険証も最長1年間は引き続き本人確認書類として使うことができる経過措置を設けることにしています。

また、マイナカードを持たない人に発行される「資格確認書」を本人確認書類として使えるようにするということです。

改正法は12月2日に施行されます。

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