パリオリンピック女子やり投げで10位となった福岡県糸島市出身の上田百寧選手が29日、地元の小学校で特別授業を行いました。

糸島市にある福吉小学校を訪れたのは、パリオリンピック女子やり投げで初出場ながら10位になった上田百寧選手です。

5・6年生に特別授業をするため訪れたもので、上田選手の小学生時代の担任だった校長先生の熱いオファーで実現しました。

29日の授業のテーマは「夢をかなえるために」。

やり投げを始めたきっかけやパリオリンピックでの経験について語り、小学生からの質問を受ける場面も…。

◆児童
「試合前日に食べる勝負飯はありますか?」

◆上田百寧 選手
「初めて学生の日本一になった時の前日に餃子を食べたので、それがきっかけで最近はよく食べています」

世界を舞台に活躍する地元出身選手の話を熱心に聞く子供たち。

中には、印象に残った話を熱心に書き留める子もいました。

◆福吉小学校 安河内勇一 校長
「子供たちには夢を持ってほしい。夢を持つことで努力していける。それがまさに上田選手がそうなので、その姿を通して、供たちにも夢を持つことの大切さ、夢に向かっていく大切さを学んでほしい」

◆上田百寧 選手
「自分の目標、何かやりたいことを決めて、それに夢中で取り組んでほしい。自分のなりたいものに少しでも近づいていけるように、一生懸命トライしてほしいなと思います」

上田選手から夢や目標を持つことを学んだ子供たち。

将来に向けての貴重なひとときとなったようです。

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