アメリカのトランプ次期大統領がカナダのトルドー首相が会談しました。石破総理大臣は、トランプ氏はどの国とも就任前に会談しないと説明していました。

林官房長官
「石破総理が説明した内容は、トランプ陣営からその時点で受けた説明をご紹介したものでありまして、そのトランプ陣営の説明の趣旨や具体的な運用について、日本政府としてお答えする立場にはないと考えております」

 石破総理は、11月の南米訪問の帰りにトランプ氏との面会を模索していましたが、断念しました。

 その際、石破総理は「法律上の根拠に基づいて、いかなる国とも会談あるいは接触は行わないとトランプ陣営から説明を受けている」と説明していました。

 ただ、カナダのトルドー首相は29日、フロリダ州にあるトランプ氏の邸宅「マー・ア・ラゴ」を訪れ、トランプ氏や次期政権の閣僚候補らと夕食を共にしました。

 林長官は「石破総理は、その時点でトランプ陣営から受けた説明を紹介した」と述べました。

 そのうえで「トランプ陣営側との意思疎通を継続している」と強調しましたが、総理周辺は「1月20日の就任式の後になる」との見方を示しています。

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