愛媛県内の3つの市で、11月29日までの3日間に特殊詐欺の前触れの電話が23件確認されました。警察は特殊詐欺の被害アラートを12月2日から1週間出し、注意を呼びかけています。
特殊詐欺の前触れ電話は11月27日から29日までの3日間に、松山市で18件、四国中央市で3件、今治市で2件確認されました。
警察によりますと電話の相手はNTTグループの会社や市役所、金融機関や警察などを名乗り、「医療費の還付金がある」「携帯電話が使えなくなる」「携帯が犯罪に使われている」などのウソをついたケースが目立っています。
電話を受けたのは60~80代の男女がほとんどで、固定電話にかかり自動音声ガイダンスの使用が12件で確認されています。また国際電話の使用も目立っています。
警察は今年で23回目の特殊詐欺被害アラートを12月2日から9日まで1週間出し、電話でお金の話になれば詐欺を疑い必ず誰かに相談するよう呼びかけています。
特殊詐欺被害アラートは、1年間に出された回数が過去最多を更新し続けています。
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