「マイナ保険証」の本格的な運用が始まるなか岩手県盛岡市では従来の保険証の存続を求める街頭活動が行われました。

盛岡市中心部では12月2日県保険医協会に所属する医療関係者などが集まり従来の健康保険証の存続を訴えました。

健康保険証を巡っては2日大きな動きが、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」の利用を基本とする仕組みに移行するのに伴い政府が従来の保険証の新規発行を停止したのです。

しかし厚生労働省によると県内のマイナ保険証の利用率は10月時点で17.25%にとどまっています。

県保険医協会などでは医療現場でトラブルも起きているとして従来の保険証の存続を求める署名活動も行いました。

県保険医協会 小山田榮二会長
「資格情報が間違っているという重大なトラブルも見受けられる。やはりこういうこと(マイナ保険証)はトラブルがゼロになってから実施するべき。健康保険証を残していただけるよう頑張っていきたい」

集めた署名は今後国に提出されるということです。

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