長崎原爆青年乙女の会の会長・小峰秀孝さんが亡くなっていたことが分かりました。
83歳でした。
小峰さんは4歳のとき、爆心地から1.5キロの自宅近く(当時の長崎市西郷狩股)で被爆しました。
大やけどをして変形した足をからかわれ、いじめや差別を受けた経験から、半生をつづった著書を発表し、語り部としても修学旅行生など若い世代に原爆の恐ろしさを伝えてきました。
2016年からは長崎の被爆者運動の源流となった「長崎原爆青年乙女の会」で会長を務めてきましたが、11月24日に食道がんのため長崎市内の病院で息を引き取ったということです。
83歳でした。
長崎被災協 横山照子 副会長(83)
「ノーベル賞を機会にね、核兵器廃絶の運動が世界中に広がるように」「亡くなった人たちと一緒に(やっていこうと)」
すでに家族葬が執り行われていて、長崎被災協は後日、しのぶ会を検討しています。
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