天神ビッグバンなどで新たな魅力を増す福岡市で、観光客や買い物客に便利なサービスが始まりました。

キーワードは「手ぶら」です。

◆記者リポート
「大丸福岡天神店できょうから始まったサービス。このように大きな荷物を午前中に預けると、福岡空港に運んでくれるということです」

その名も「手ぶら観光拠点」。

スーツケースなどの手荷物を正午までに預けると、2時間後の午後2時ごろには福岡空港の国際線や国内線の「カゴパス」カウンターに届けられます。

◆韓国人観光客
「荷物を持たずに手軽に多くの場所を回ることができるので、ここに荷物を預けて空港に直行します。(今から)天神の有名なカフェへ行こうと思います」

荷物の大きさによりますが、機内持ち込みサイズは550円、大きなサイズでも1650円とお手頃な料金です。

◆神奈川県からの観光客
「非常に便利で格安だったので、お願いしてみようかなと。天ぷら店に行って、ラーメン店に行きます」

このサービス開始の背景には、コロナ禍前のにぎわいを取り戻しつつある天神での混雑緩和だけではなく、百貨店の生き残りをかけた戦略もあるということです。

◆大丸福岡天神店 立石幸菜さん
「荷物の一時預かりも可能ですので、これまで大丸に来たことがないお客様にも見てもらえる良い機会になる」

ビッグバンによって生まれ変わる天神。

これからもさまざまな魅力で国内外から注目を集めることになりそうです。

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