県内で広がるインフルエンザの流行が今後さらに拡大する可能性があるとして、県は5日、インフルエンザ注意報を発表しました。
過去10年間で3番目に早い注意報発表となります。

県によりますと今月1日までの1週間に、県内でインフルエンザに感染した人は1医療機関当たり平均7.01人でした。
前の週からおよそ2倍に急増し3週連続の増加となっています。

一方で個別のエリアで見ると、三次市と庄原市を管轄する県北部保健所管内では、1医療機関当たり21.33人と注意報基準の「10人」を大きく上回ったことから、県は5日付けでインフルエンザ注意報を全域に発表しました。
過去10年間で3番目に早い注意報発表となります。

また、患者全体のおよそ7割を10代以下の小児患者が占めています。
流行がさらに拡大する可能性があるとして、県は手洗いやうがい、マスク着用など感染対策の徹底を呼びかけています。

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