秋田県大館市の子どもたちが5日、特別授業でお金の使い方を考えました。
特別授業に参加したのは大館市の南小学校の5年生12人です。
授業を企画したのは大手生命保険会社の明治安田生命で、テーマは「お金の使い方」です。
児童は初めに、欲しいものがあるけど、持っているお金で買えない場合はどうするかを考えました。
お金をためる、別のものを買うなどの選択肢がありますが、子どもたちの多くが“お金をためる”という選択をしてました。
お金をためることを選んだ児童は「今のお小遣いで買えるものを買うと、ずっと買えない状態のままになってしまうと思うから『お小遣いがたまるまで待つ』にした」と話しました。
講師を務めた明治安田生命の社員は「ものを買うときは、いつ、何のために必要なのか、それが本当に欲しいものなのか、じっくり立ち止まって考えてみてください」と呼びかけていました。
お金を計画的に使うことを学んだことで、普段の生活を振り返る時間にもなったようで、児童は「いつもお父さんとお母さんに『買って買って』とばかり言ってしまっていたので、今度は本当に必要なものかを考えて買いたい」「今は自転車が欲しい。(授業を受けて)自転車はまだ必要ではないと思ったので、お金がたまったりしたら買いたいと思う」などと話していました。
明治安田生命は今後もこうした授業を開催することにしています。
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