秋田米の品質の向上とブランド確立につなげるためのフォーラムが6日、秋田市で開かれ、2024年に優れたコメを生産した12人が表彰されました。

JAグループが毎年開いている「秋田米フォーラム」には、県やJAの関係者、生産者など約120人が参加し、2024年に誕生40年を迎えた「あきたこまち」をはじめとする秋田米ブランドの確立に向け、一丸となってコメの生産に取り組むことを確認しました。

フォーラムでは2012年から、優れたコメを栽培した生産者を表彰する「美味しい“あきたこまち”コンテスト」を開催しています。見た目・香り・味などが総合的に審査され、12人に表彰状が手渡されました。

最優秀賞を受賞したのは、JA秋田しんせいの阿部静夫さん。入賞10回目、最優秀賞は3回目です。阿部さんは、今回の受賞について「実感が湧いてこないですね、いつも田んぼだけに行っているので」と笑顔で話し、「おいしいあきたこまち作りを頑張っていきたいと思っています」とコメ作りへの意欲をさらに高めていました。

なお、コンテストの上位5人が作ったあきたこまちは、「ザ プレミアム ファイブ」として県の内外で数量限定で販売される予定です。秋田県内では12月14日からグランマートやナイスなどで購入できます。

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