災害派遣医療チームDMATが、災害時に病院から入院患者を避難させる県内初の訓練を行いました。
【DMAT隊員】
「僕らのチームが入らないで信頼を損ねると考えると、医療者を支えないリスクの方が高い」
大規模地震の発生を想定し、被災した病院の入院患者を避難させるシミュレーションを行っていたのは、県内の災害派遣医療チームDMATの隊員です。
患者にかかる負担など、課題が多いとされる病院避難について、必要な対応を議論しました。
【参加した隊員】
「ケアが必要な人も増えてきているので、そういう人を安全なところに移すというのは大事になってくる」
「簡単に『すぐに病院避難にしましょう』と言えない状況なんだというのがよく分かった」
そして2日目は、実際の病院の建物を使い、県内初となる病院避難の実働訓練が行われました。
訓練には消防も参加し、医療ケアが必要な患者をスムーズに移動させるための連携のあり方などを確認しました。
【新潟大学未来社会共創ラボ 伊藤宏保医師】
「かなりの臨機応変な対応が求められる。少しでも多くの引き出しからよりよい活動に繋げてほしい」
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