サッカーJ2・モンテデイオ山形は3日、ホームで3位の岡山と対戦した。試合終了間際の劇的ゴールで同点とし、上位チームから勝ち点1をもぎ取った。
ゴールデンウイーク中のホームゲームとあって、スタジアムには1万人を超える観客がかけつけた。
序盤に押し込まれた山形だが、ボランチの高江と小西を起点に徐々に攻勢に転じた。
31分には、高江のパスを受けた國分がねらうが、ここは昨シーズンまで山形でプレーした藤田に阻まれる。
0対0で迎えた後半6分、ボレーシュートを決められ岡山に先制される。
しかし山形も13分、西村のロングボールを坂本が受けてクロス。これが相手に当たりオウンゴール、すぐさま同点に追いついた。
その後、再び勝ち越しを許した山形だったが、アディショナルタイムにドラマが待っていた。
ペナルティエリア手前から川井がクロス、これを有田が頭で押し込んだ。「今シーズン、最低でも2けた得点」と話していた有田の移籍後初ゴール。
山形は土壇場で追いつき、勝ち点1を手にした。
(#9FW・有田稜選手)
「山形に入って1点目を取るのにけっこう時間がかかってしまったので、サポーターには申し訳ないと思うし、この1点をきっかけに爆発できるように良い準備をして行きたい」
(渡邉晋監督)
「よく追いついたと思う。本来であれば勝ち切りたいゲームだが、いま負けないということも我々には必要」
次節は6日、中2日でアウェーで10位の山口と対戦する。
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