来年の干支「巳」の置物づくりが唐津市の窯元で最盛期を迎えています。
唐津市町田の中野窯では約140年前から干支の置物を製作しています。
今年は8月から来年の干支「巳」の置物を製作していて、年内の焼き上げを目指し作業は追い込みに入っています。
縁起物の白蛇をモチーフに金の宝珠を抱いた巳は、穏やかで落ち着いた表情を浮かべています。
作業は一つ一つ手作りで行われ、専用の竹べらを使い分けてウロコを生み出します。
素焼きした素地に施した白化粧土がウロコの凹みにたまり釉薬によって本物のような質感に仕上がります。
【3代目中野霓林さん】
「白蛇は弁財天の化身といわれているので、来年は景気が回復して素晴らしい年になるようにという気持ち込め製作している」
作品は全て受注品ですが、年が明けてからも注文は受け付けるということです。
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