宮崎県延岡市の読谷山市長の不適切な言動について調べた職員アンケートで、パワハラやセクハラを「直接受けた」と答えた人が合わせて52人いたことがわかりました。

延岡市議会の百条委員会は、読谷山市長による不適切な発言やハラスメント行為を調べるため、市の職員やOBなどにアンケートを実施、合わせて683人から回答を得ました。

アンケート結果によりますと、市長のパワハラと捉えられる発言や行為を「直接受けた」と答えた人が47人、セクハラ発言や行為を「直接受けた」と答えた人が5人いました。

また不適切発言については、市役所の体質が「ボウフラが集まったような腐った組織」と直接聞いた人が68人いました。

百条委員会は、「アンケートの内容を精査し、実態を明らかにしたい」としています。

このアンケートについて読谷山市長は「不愉快な思いをされた方がいればお詫び申し上げたい」とする一方、「ハラスメントにあたる発言はしていない。調査は政治的な意図と思われ、無駄な調査に強く抗議する。」とコメントしています。

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