(吉井庸二気象予報士が解説)午前11時50分現在

◆今季初 氷点下20℃以下
 きょう16日(月)朝は、むかわ町で-20.5℃を観測し、全国で今季初めて‐20℃以下となりました。
 札幌は-5.6℃で今季最も低い気温になっています。
 積雪も先週から急増していて、幌加内町朱鞠内は136センチとなったほか、
 岩見沢では午前1時に102センチとなり、12月としては、4年ぶりに1メートルを超えました。

◆きょう16日(月) 午後の天気
 冬型の気圧配置となっていて、日本海側は局地的な大雪や吹雪が続きそうです。
 特に、羊蹄山周辺や南空知、上川北部を中心に活発な雪雲が流れ込みそうです。

◆予想降雪量 きょう16日(月)正午~あす17日(火)午前6時
 日本海側は、多い所20~30センチです。
 札幌は、夕方以降、雪が降りやすく、
 手稲区、北区、東区を中心に5センチから10センチくらい降りそうです。

◆きょう16日(月)の予想最高気温
 0℃に届かず、真冬日になるでしょう。
 名寄は−6℃、倶知安と富良野は-5℃の予想です。
 札幌は氷点下2℃の予想です。

◆週間予報 17日(火)~23日(月)
・日本海側とオホーツク海側
 20日(金)にかけて冬型の気圧配置が続き、日本海側は雪の降る日が多くなります。
 積雪が徐々に増えていくでしょう。
 18日(水)は、札幌でもまとまった雪となる恐れがあります。

・太平洋側
 晴れる日が多くなりますが、気温が上がらず、真冬並みの寒さとなる日が多いでしょう。
 18日(水)の朝は冷え込みが強く、陸別では氷点下20℃の予想です。
 21日(土)夜から22日(日)は、太平洋側でまとまった雪が降りそうです。

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