気仙沼市の震災遺構・伝承館では、身近にあるもので防災グッズを作る催しが開かれました。

この催しは、見るだけでなく防災について体験してもらおうと企画されました。会場では、新聞紙を材料にしたスリッパやシューズ、段ボールをひもで縛った椅子など、避難所などで使えるグッズを作る方法が紹介されました。4日は親子連れなどが参加し、実際にグッズ作りに挑戦していました。

―東京から訪れた人は
「楽しかった。難しくなかった」
「こういう体験はしたことなかった。防災グッズは買うことはあっても作ることはないのでいいなと思った」
―白石市から訪れた人は
「思ったよりもしっかりできるものがあるので学んでいけたらもっと活用できると思った」

会場では、ウオータータンクや簡易トイレなど備蓄品の展示も行われ、訪れた人の関心を集めていました。気仙沼市震災遺構・伝承館では5日、ゲームを楽しみながら防災を学ぶ催しが開かれるということです。

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