奈良公園では、ことし初めてのシカの赤ちゃんが生まれました。
お母さんから毛づくろいを受けているのは、鹿の赤ちゃんです。
5月5日、妊娠した鹿を保護していた奈良公園内の鹿苑で、鹿愛護会の職員が小さなシカの赤ちゃんが生まれているのを見つけました。
保護されたのは、体長56センチ、体重3600グラムのメスです。
赤ちゃんはまだうまく立つことはできませんが、シカたちに見守られながら、きょろきょろと周りの景色をうかがっていました。
奈良公園では7月にかけて出産シーズンを迎えますが、赤ちゃんを見つけた際は触ったりせず、奈良の鹿愛護会に連絡してほしいとしています。
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