先月、石垣市内にある放課後児童クラブで児童がおやつのマシュマロをのどにつまらせて意識不明となる事故が起きました。児童は現在も意識が戻らず病院に入院しています。

石垣市によりますと先月22日の午後4時頃、市内の放課後児童クラブで小学生がおやつとして出されたマシュマロをのどに詰まらせました。

異変に気付いた職員が対応し、マシュマロは取り出され児童は救急車で病院に運ばれましたが、現在も意識が戻っていないということです。

県は事故の翌日に石垣市から報告を受け、先月25日付けで市町村に対し、学童クラブでおやつや食事を提供する際の注意事項を通知したという事です。

今回の事故を受けて石垣市は、スクールカウンセラーや臨床心理士を配置し、学童クラブの子ども達の心のケアに取り組むとともに子どもが食べ物をのどに詰まらせた際の応急処置についての講習会を開催する予定です。

食べ物による子どもの窒息を防ぐために、日本小児学会では噛む力・飲み込む力といった、その子の発達段階に注意するよう呼びかけています。

そして特にこのような食べ物に気を付けてください。

▼丸くてつるつるしたもの
(ミニトマト、ブドウ、白玉、うずらの卵など)
▼粘着性が高く飲み込みづらいもの
(パン、餅など)
▼固くて噛み切りにくいもの
(りんご、イカ、生のニンジンなど)

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