12日の秋田県内は、青空が広がり過ごしやすい1日となり、屋外で活動するには絶好の天気だった。こうした中、秋田市の幼稚園児が農業にチャレンジした。

 「おはようございます!」と元気良くあいさつしたのは、秋田市の新屋幼稚園の年長の園児33人。ジャガイモの種イモを植えに畑に向かった。

 新屋幼稚園では、子どもたちに収穫の喜びを感じてもらおうと、毎年野菜作りに取り組んでいる。

 12日は、朝から暖かい日差しが降り注ぐ中、子どもたちが男爵とメークインの2品種、計200個を丁寧に植え付けた。

 園児たちは声をそろえて「楽しかった」と笑顔を見せ、収穫したらどうやって食べたいか聞いてみると「スープ」や「フライドポテト」という答えが返ってきた。

 子どもたちは種イモを植え終わると、おいしいジャガイモに育つよう「大きくな~れ!大きくな~れ!」と願いを込めた。

 ジャガイモは7月に収穫される予定で、幼稚園の給食や家庭で味わう。

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