食べるのが勿体ないと思ってしまうほど美しいスイーツ。作ったのは今治市出身の世界的パティシエです。12日に松山市の専門学校で学生にプロの技を伝授しました。

鈴木瑠梨キャスター:
「学生の皆さん真剣な眼差しをしています。視線の先にいるのは、世界的なパティシエ、徳永シェフです。実習室はすでに甘い香りに包まれています。どんなお菓子が出来上がるんでしょうか?」

河原外語観光・製菓専門学校で学生たちに特別授業。
講師は日本を代表するパティシエ徳永純司さんです。今治市出身の徳永さんは2015年に世界を代表するコンクール、「クープ・デュ・モンド・デュ・ラ・パティスリー」チョコレート部門で個人優勝。現在は東京でケーキ店「equilibre(エキリーブル)」のオーナーシェフを務めています。

徳永純司シェフ:
「近くで見るとわかるかもしれないですが、状態がすごい細かくなっていると思います。最初から砂糖を入れた状態。入れるタイミングによってメレンゲはかなり状態が変わってくるので、そういうのがわかっておくと今後役に立つと思います」

匠の説明をメモにとり技を学んでいるのは、パティシエ・ブランジェ科の44人。徳永シェフは次々と工程をすすめ、アートのようなスイーツが次第に変化していきます。

完成したのは、チョコレートとコーヒーのケーキ「ドルチェ&ショコラ」
そして、イチゴとピスタチオクリームがたっぷり入ったフランス菓子「フレジエ」の2品です。

鈴木瑠梨キャスター:
「いただきます。まずスポンジがすごくきめ細かくて滑らかです。ピスタチオクリームの甘さとイチゴの酸味、それをメレンゲがまろやかに包み込んでくれています。全てのバランスが絶妙です」

学生:
「めっちゃうまいです」
「クリーム塗っていくところ、あれすごいなって思いました」
「作業するスペースも綺麗だし、手際もいいしで、そういうところ見習いたいと思いました」

徳永純司シェフ:
「地元が愛媛ということもあって思い入れもあるので、こうやってみんなに授業出来て、すごく楽しいです。何でもあきらめずに最後まで頑張って、必ず目標を成し遂げられるように、頑張ってほしいと思います」

世界的なパティシエを前に、学生たちは憧れのまなざしを送っていました。

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