5月は社会全体で子供を大切にし、理解を深める、「春のこどもまんなか月間」です。9日朝、岡山市で子供への虐待防止を呼びかける啓発活動が行われました。
「児童虐待の予防、早期発見にご協力よろしくお願いします」
9日朝、JR岡山駅前で行われた啓発活動には、警察官や児童相談所の職員など約10人が参加し、虐待防止を呼びかけました。
子供への虐待を巡っては2022年、岡山市で当時6歳の女の子が母親とその交際相手から虐待され、死亡した事件が発生しています。岡山県警によりますと、2023年の1年間に虐待が疑われるとして県警から児童相談所へ通告した数は1252件で、そのうち、心理的虐待が797件と最も多く、次いで、身体的虐待、ネグレクトなどとなっています。
(岡山県警人身安全対策課 宮武康江課長補佐)
「困っている子供や子育てに苦労している家庭を把握したら警察・児童相談所に連絡していただき、1件でも虐待件数を減らしていきたい」
県警や児童相談所は全国共通ダイヤル「189」などで相談を受け付けています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。