鶴岡市から花の話題。初夏の訪れを告げるフジの花が藤島地区の公園などで見ごろを迎え、爽やかな甘い香りとともに訪れた人を楽しませている。
鶴岡市・藤島地区では、地名を活かそうと1992年から地域ぐるみでフジ棚の整備に取り組んでいて、地区内にある公園や藤島体育館の周辺に7品種82本のフジの木が植えられている。
今年の咲き始めは4月下旬と例年並みで、早咲きのカピタン藤はほぼ咲き終わったが、今は野田藤や薄紅藤といった品種が見ごろを迎えている。
9日、鶴岡市中心部では日中の最高気温が14.2℃と例年より5.8℃も低く、4月上旬並みの肌寒さとなったが、正午ごろの体育館周辺は、訪れた人が散策をしたり花見をしたりして楽しんでいた。
(訪れた人)
「いろいろ楽しいことしたくて来た。今ちょうどフジの花なので。寒いですけど、きれい、いい匂いがする」
また、藤島歴史公園「Hisu花」にある名物の大藤棚でも、花穂が長い九尺藤が見ごろを迎えていた。
藤島地区は現在「ふじの花まつり」の期間中で、11日(土)・12日(日)にはイベントが開かれる予定。市によると、花は来週ごろまで楽しめそうだという。
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