沖縄の周辺海域の水産資源を調査する県の漁業調査船が新たに就航し、関係者にお披露目されました。
県の漁業調査船「図南丸」は、マグロやソデイカといった県の主要な水産物の資源調査や、生息環境を調べていて、今回新たに就航したもので五代目となります。
新たな図南丸は、全長44.3m、総トン数222トンで、先代より一回り大きくなり、超音波で海の中を探る最新鋭の機器などを搭載しています。
県水産海洋技術センター上田美加代センター長:
「本県の主要な水産物であるマグロやソデイカといった資源の持続的な利用と、漁業の効率化に向けた調査研究がより一層できる事を期待しております」
国内漁獲量のおよそ9割を占める沖縄のソデイカ漁の漁獲量は減少傾向にあり、県は図南丸での調査をもとに、資源管理を行うほか、OISTや琉球大学などと共同でマグロ漁の効率化などの研究を進める方針です。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。