看護師を目指す学生に命の重さを考えてもらおうと、事件で娘を失った男性が伊万里市で講演しました。

この講演は、伊万里看護学校の学生に犯罪被害者の心境などを伝えることで命の重さを考えてもらおうと、県と被害者支援ネットワーク「佐賀VOISS」が企画しました。
講師は、熊本県在住の清水誠一郎さんです。
2011年、当時3歳だった清水さんの長女は、熊本市内のスーパーで1人でトイレに向かったところを男子大学生に連れ去られ命を奪われました。

【清水誠一郎さん】
「生きたくても生きられなかった女の子がいたことを、もし苦しい時には思い出して、命に対する思いをもって看護師さんになっていただきたい」

参加した1年生約30人は清水さんの言葉を胸に刻んでいました。

【参加した学生】
「生きていることに感謝して毎日過ごしていきたいと思いました。(目指している看護師は)命にかかわる仕事なので、患者も(その)家族も支えられる人でありたい」

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