総務省の家計調査で、2人以上の世帯の2023年度の消費支出は物価変動を除いた実質で前の年度から3.2%減少しました。物価高が消費を直撃し、3年ぶりのマイナスです。
消費増税の影響を受けた2014年度の5.1%減、新型コロナの影響があった2020年度の4.9%減に次ぐマイナス幅です。
食料費が1.9%減るなど、物価高を受けた買い控えが影響しました。
3月の勤労者世帯の実収入も実質でマイナス0.1%と18カ月連続で減っていて、総務省は賃金の増加が、物価の上昇に追いついていないと分析しています。
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