2022年度の温室効果ガスの国内の排出量が、過去最も少ない量となった。

環境省の発表によると、2022年度の国内の温室効果ガス排出量は、二酸化炭素に換算して11億3500万トンで、前の年度から2.5%減少し、過去最低の水準だった。

自動車などの運輸部門の排出が増えた一方で、工場などの産業部門や家庭部門は、節電や省エネ努力などの効果でエネルギー消費が減った。

伊藤環境相は、「2050年の温室効果ガス排出量の実質ゼロに向けた順調な減少傾向が続いているが、今後の進捗(しんちょく)は予断を許さない状況だ」として、取り組みを強める考えを示した。

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