名古屋鉄道は15日、補助犬利用者を接遇する鉄道職員向けの研修を名鉄常滑線大江駅(名古屋市)で実施した。視覚や聴覚に障害のある人が電車に乗るときのサポート方法などを実演を交えて講習した。研修を通して補助犬利用者への職員の理解を促し、サービス向上につなげる。
研修にはJR東海など東海4県の鉄道事業者20社の計38人が参加した。厚生労働省が主催し中部鉄道協会も協力。国と民間が合同でこうした研修を実施するのは全国初という。
4月施行の改正障害者差別解消法では、民間事業者に障害者への「合理的配慮の提供」を義務づけており、公共交通機関でも対応が求められている。
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