電動キックボードをロードサービスの対象としているJAFが、今後、福岡県内での利用者増加が見込まれるとして、故障などの対応に当たる隊員向けの研修会を開きました。

16日、JAFが福岡県の久留米基地で開いた研修会には、電動キックボードのシェアリングサービスを手がける会社「Luup(ループ)」から講師が招かれ、約30人の隊員が車体の構造や取り扱い方法などについて学びました。

去年7月から、16歳以上であれば免許がなくても運転できるようになり、福岡県内でも利用者が増える見込みの電動キックボードは、バッテリー切れやパンクなどのトラブル増加が懸念されています。

研修会では、隊員が実際に運転して性能を体験したほか、故障した電動キックボードをレッカー車で運ぶ際の固定方法などを確かめていました。

◆研修を受けた隊員
「バイクや二輪車には慣れているが、電動キックボードは(車両を運ぶ際)どこに強度があるか分からないので、手探りでやってみた」

JAFでは「今後もこうした研修などを重ね、トラブルに迅速に対応できるようにしたい」ということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。