滋賀県大津市の三井寺では、子どもの健やかな成長を願う「千団子祭」が行なわれています。

平安時代から伝わる千団子祭では、人間の子どもを食べていた「鬼子母神」に千個の団子を供えて子どもの無病息災や安産を祈ります。

鬼子母神は、お釈迦様の説法を聞いて改心し、子どもの守り神になったといわれています。

また境内の池では長生きの象徴「亀」の甲羅に子どもの名前を書いて池に放す「放生会」が行なわれました。

参拝者の女性は「子どもたちが健やかに育ってもらえるように願いを込めて亀を流しています」と話し、参加した男の子は「いっぱい遊べるように…」と願いを込めたといいます。

参拝者は手を合わせて子どもの健やかな成長を祈っていました。

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