北信濃の初夏の味です。長野県飯山市の道の駅ではネマガリダケの入荷が本格化し、朝から多くの人が買い求めていました。併設するカフェでは「タケノコ汁」の提供も始まっています。
売り場に次々と並べられているのは、北信濃の旬の味覚・ネマガリダケです。
飯山市の道の駅「花の駅千曲川」。
午前8時の開店と同時に多くの人が買い求めていました。
飯山市から:
「皮むいて、節とって、みそ汁。サバ缶、豆腐、卵(入れる)。おいしいですよ、全然違いますよ」
須坂市から:
「長いとこっち(下の方)が硬いんです。だからできるだけ短い方が。1年に1回は食べさせてあげようと思って、子どもや孫には」
今年は雪解けが早く、例年より1週間ほど早い4月下旬から出始め、先週から本格化したということです。
農産物直売所千曲川・藤木亮店長:
「今月の下旬から来月の上旬にかけて量が一気に増えてくると思う。旬のタケノコを味わってほしい」
さて、ネマガリダケと言えば、やはりタケノコ汁。
売り場では欠かせないサバ缶も一緒に並べています。
さらに、併設されている「カフェ」では5月18日からタケノコ汁の提供を始めました。
地元産のネマガリダケとサバ缶、タマネギなどが入った王道です。
(たけのこ汁・大 650円 ランチタイム限定・数量限定)
東御市から:
「サバに合うね。この時期の旬のものだから、おいしいし」
「(タケノコ汁が)食べたくて、きょう主人と来ました。けっこうシャキシャキしてるんだと思って、でも硬さも気にならない」
大阪から:
「西日本は普通のタケノコはあるが、ネマガリダケを食べる習慣がないのでおいしい」
(記者リポート)
「いただきます。ネマガリダケ、シャッキシャキですね。タマネギの甘味とサバのうま味が汁に溶け出していて、とてもおいしです」
旬を迎えたネマガリダケ。
6月中旬ごろまで楽しめるということです。カフェでも時期が終わるまでタケノコ汁を提供する予定です。
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