農林水産省は21日、5月13日~15日に調査した野菜の平均小売価格を公表した。
平年に比べキャベツは88%、ニンジンは48%、レタスは31%高くなった。
キャベツは春の天候不順で価格が依然高値傾向となっているほか、ニンジンも徳島県産の生育不足、レタスは長野県産の生育の遅れが影響した。
また、平年に比べてキュウリは29%
トマトが20%、ネギが17%、タマネギが11%それぞれ高くなった。
農水省によると「キャベツは先週以降、価格が下がっていて、他の野菜も今後、産地が切り替われば高値傾向が落ち着くとみられる」としている。
調査結果は以下の通り。(価格→前週比→平年比)
キャベツ (375円 116% 188%)
ねぎ (797円 108% 117%)
レタス (515円 89% 131%)
ジャガイモ(467円 101% 98%)
たまねぎ (346円 100% 111%)
きゅうり (663円 99% 129%)
トマト (777円 100% 120%)
にんじん (586円 97% 148%)
※各都道府県10店舗(全国470店舗)について訪問調査
※価格は特売価格等を含まない消費税込み価格で全調査店舗の単純平均
※平年比とは2019~2023度の食品価格動向調査業務による当該月の調査価格の5カ年平均価格との比較
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