県は、夏の高温対策の一環として水田の温度管理に活用してもらおうと、新たに「高温アラート」というサービスを始めた。
去年の猛暑によって、県産米は1等米の比率が大幅に低下するなど大きな影響が出た。
このため県は、水田などの温度管理に活用してもらおうと、「高温アラート」という新たなサービスを始めた。
これは、それぞれのコメ農家がアメダスの観測地点から知りたい1カ所を選んで、15℃~40℃の間で自分が設定した気温を上回った時に、携帯電話などに自動で警告メールが送られてくるという仕組み。
自分の水田が想定以上の高温になっていることがわかることで、稲を守るための適切な水管理などに役立つと期待されている。
利用する際には、「やまがたアグリネット」への登録が必要となる。
県の担当者は、「今年も去年と同様に、猛暑になる可能性がある。新たな仕組みの高温アラートをうまく活用して、おいしいコメ作りに取り組んでほしい」と呼びかけている。
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