2023年に統計史上最も暑い夏を体験し、北海道でもエアコンの需要が一気に増えてきています。
しかし、北海道の住宅では購入する前に確認すべきことがあります。
札幌市では2024年に入ってすでに3回目の夏日を記録。
札幌管区気象台は5月21日、3か月予報を発表し、この夏も2023年同様、湿度が高く、厳しい暑さが続く可能性があるとしています。
いま需要が増しているのがエアコンです。
「今年の1月からエアコンの客が非常に増えていて、前年に比べ5~6倍の販売台数」(ヨドバシカメラマルチメディア札幌 松岡 良平さん)
2023年、北海道では44日間連続で真夏日を観測するなど、統計史上最も暑い夏になりました。
そのため早めにエアコンを購入する人が増えています。
売れ筋はリビング用の14畳前後のサイズ。
省エネ性能が高く、電気料金を抑えられるモデルが人気です。
フィルター自動掃除機能もつく上位モデルは、工事費込みで約37万6000円です。
気になるのは取り付け工事の日程ですが、現在購入したら設置はいつになるのでしょうか。
「最短で10日~2週間くらいで設置が可能」(松岡さん)
いま買えば、6月中にはエアコンが設置できそうです。
札幌市豊平区で電気工事会社を経営する澤田和伸さんです。
「今ネットでエアコンは安く買えるので、工事だけ別にご依頼いただく」(東日本ネオ 澤田 和伸さん)
インターネットで安くエアコンを購入する場合、取付業者の手配が必要です。
築25年のマンションで、エアコンを設置する場合のチェックポイントは?
「エアコン本体をどこにつけるかと、配管を通す穴がどこにあるか、室外機をどこに置くか。あとは電源を持ってこないといけないので、こちらにつけると思う。高さが40センチ弱。(本体の)上を少し空けないといけない。ギリギリかなと」(澤田さん)
エアコン本体の設置は問題なし。
配管を通す穴は換気用の穴を利用し、室外機もベランダに設置できるといいます。
しかし、問題は近くに電源がないことです。
「いま、子ブレーカーが全部使用されている状況。ここに空いているスペースがあるのでエアコン専用の子ブレーカーを設置。それでエアコン(の近く)までコンセントをひいていく」(澤田さん)
果たして見積もり額は?
「基本工賃2万5000円、専用回路工事2万5000円で合計5万円」(澤田さん)
マンションでの工事費は、7万円から8万円ほどが多いそうです。
澤田さんの会社は7月まで予約が入っていますが、合間を縫って対応できるので、エアコン購入前に見積もりをしてもらうようにと話しています。
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