仙台市立病院に勤務する管理栄養士が、入院患者のカルテの写真をSNSに投稿し、1カ月ほど不特定多数の人が見られる状態だったことを仙台市が発表しました。
仙台市によりますと仙台市立病院に勤務する20代の管理栄養士の女性職員は、今年4月、担当患者のカルテに記載された病気の説明を、業務の際に見返す目的で、自身のインスタグラムのアカウントに投稿。この際、患者の氏名などの個人情報を隠した状態で投稿したつもりが、氏名の消し忘れがありました。
投稿から1カ月後の5月15日に匿名で病院に指摘が寄せられたことから事案が発覚しました。5月24日時点で、個人情報流出による被害は確認されていないということです。
SNSアカウントに投稿した理由について、「自分のスマホの中だと多くの画像の中に埋もれてしまうので、見つけやすいようにインスタに投稿していた」という内容の説明をしているということです。
仙台市立病院は、個人情報の適切な管理などについて、改めて周知徹底を図るとしています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。