7月7日投開票の東京都知事選をめぐり、現職で2期目の小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」と、小池氏と緊密に連携してきた公明党の両都議団が28日午前、小池氏と都庁でそれぞれ面会し、立候補を要請した。小池氏は「都政を発展させ、持続可能な都市にして世界一にしていくということをこれからも皆さんと進めていきたい」と答えた。

 小池氏は近日中に、3選に向けて立候補表明するとみられているが、両都議団の要請に対しては、立候補の意向を明言しなかった。

 都知事選には、立憲民主党の蓮舫参院議員が27日、「反自民政治、非小池都政」を掲げて立候補を表明した。立憲と共産党などが支援するとみられる。自民党は、都議会会派が「小池氏が立候補すれば支援する」との方向性を確認している。(太田原奈都乃)

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