任期満了に伴う沖縄県議選(定数48)は、6月7日の告示まで1週間となった。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の是非や、移設反対を掲げる玉城デニー知事の支持派が過半数を獲得できるかが焦点で、不支持派との激戦が見込まれる。選挙結果は今後の県政運営を左右し、2年後の知事選に影響する可能性がある。投開票は同16日。

 現有勢力は共産、社民両党などの支持派が24議席、自民、公明両党と日本維新の会など不支持派が24議席で同数。不支持派の議長は採決に加わらないため、県提出議案は可決されてきた。辺野古移設の是非では、公明党(2議席)も党本部とは異なり反対の立場を取るため、反対派が26議席となる。

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