自民党の和歌山県連は1日、次期衆院選の公認候補となる和歌山2区の支部長に、二階伸康氏(46)を選ぶ方針を決めた。二階氏は元党幹事長の俊博氏(85)の三男。30日の県連大会を経て、党本部に上申する。

 衆院小選挙区の「10増10減」によって、次期衆院選で和歌山の選挙区は3から2に減る。二階元幹事長は派閥の裏金事件の責任をとるとして立候補しない考えを表明している。新たな2区は二階元幹事長の地盤を含む。

 新2区には前県議の楠本文郎氏(69)が共産党公認での立候補を表明している。

 また、同県連は1日、二階元幹事長が務めている県連会長について、後任として石田真敏衆院議員(72)を選ぶことを内定した。(大野博)

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