自民党でグローバル・サウスとの連携を検討する本部の本部長を務める小林前経済安全保障担当大臣らは、ことしの「骨太の方針」のとりまとめを前に7日、総理大臣官邸で岸田総理大臣に提言を手渡しました。

提言では、関係強化に向けて必要な予算を確保し、法令を整備することや、NSC=国家安全保障会議などで重視すべき国や地域を戦略的に位置づけて実効性のあるアプローチを行うよう求めています。

これに対し岸田総理大臣は、「法の支配に基づく国際秩序をつくることが大切だ。党としてもより効果的な外交活動を展開しなければならない」と応じたということです。

このあと小林氏は記者団に対し「グローバル・サウス諸国から日本がパートナーとして選ばれることが重要で、政府には戦略的に対応してほしい」と述べました。

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