先月、水俣市で開かれた水俣病の患者や被害者団体と伊藤環境大臣との懇談で、団体側の発言中に環境省の職員がマイクの音を切った問題では、大臣との再度の懇談の日程調整が続いています。

熊本県の木村知事は、12日の定例の記者会見のなかで、環境大臣と団体側の再度の懇談に出席する意向を示しました。

そのうえで、この再懇談とは別に、県も独自に患者や被害者団体との懇談の場を設ける考えを示しました。

被害者団体から県との懇談の要請があったということで、日程や開催場所の調整を進めているということです。

木村知事は「環境省が今後、どういう形で信頼の回復をするかをしっかりと見定めたい。また、県として独自にもっとお話しするべきところがあるのかどうか、環境省と被害者団体などとの懇談を踏まえながら検討していきたい」と述べました。

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