自民党の中谷元氏は13日の衆院憲法審査会で、緊急事態時の国会議員任期延長に関する論点整理を提示した。改憲条文案作成の土台との位置付け。立憲民主党が条文化に反対していることを踏まえ「個人的メモ」にとどめた。国民民主党の玉木雄一郎氏は「今国会では条文案どころか起草委員会も設置されず、岸田文雄首相の自民総裁任期中の国会発議は不可能となった」と批判した。
23日の会期末を控え、衆院憲法審の定例日は20日の残り1回。内閣不信任決議案が提出された場合は採決まで他の審議が止まる慣例があり、次回の憲法審は開催されないとの見方が出ている。
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