衆院は23日に会期末を迎える今国会で岡田憲治事務総長を退任させ、後任に築山信彦事務次長を充てる方向で最終調整に入った。近く本会議を開き、築山氏が選任される見通しだ。岡田氏は2019年6月から事務総長を務めており、交代は5年ぶりとなる。複数の関係者が17日、明らかにした。
衆院事務総長は衆院事務局のトップで、任期の定めはない。本会議では議長の隣に座り、議事進行を補佐する。事務局職員を任免するほか、議長と副議長がいずれも不在の場合は議長の職務を代行する。
築山氏は愛媛県出身で1991年に衆院事務局に入り、議事部長や委員部長を経て2021年1月から事務次長を務めている。
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