握手するロシアのプーチン大統領(右)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(2023年9月、ロシア極東アムール州)=タス・共同

林芳正官房長官は18日の記者会見で、北朝鮮とロシアの軍事連携強化に関し「懸念を持って注視している」と述べた。ロシアのプーチン大統領は18〜19日に北朝鮮を訪問する予定だ。林氏はこれを踏まえて「日本を取り巻く地域の安全保障環境は一層厳しさを増している」と強調した。

プーチン氏は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記との首脳会談に臨む。米国や韓国は北朝鮮がロシアに弾薬などの武器を提供し、ウクライナ侵略を側面支援していると分析する。

林氏は「関連情報の収集、分析を行うとともに、関連の国連安全保障理事会決議の完全な履行も含め、米国、韓国をはじめとする国際社会と緊密に連携していく」と訴えた。

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