岸田文雄首相は17日、能登半島地震の被災地支援で来週にも追加の予備費の支出を決定する考えを表明した。首相官邸で面会した石川県の馳浩知事に「政府としても全面的に支援を続けていきたい」と伝えた。

政府は1月の地震発生以降、2023年度予算で予備費を計3回2767億円支出した。24年度予算は復旧・復興のための一般予備費1兆円を盛り込んだ。

馳氏は復興基金創設などを求める要望書を提出した。首相は「設置の検討を進めていきたい」と答えた。会談には石川県選出の国会議員も同席した。

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