東京都知事選が20日、告示され、午前8時半から都庁第2本庁舎10階で立候補の届け出が始まった。これに先立ち、7時半から仮受付が行われ、8時半時点で23陣営が仮受付を済ませた。小池百合子氏、田母神俊雄氏、清水国明氏、蓮舫氏、安野貴博氏、石丸伸二氏は、いずれも仮受付を済ませた。4月の衆院補選をめぐって公職選挙法違反(選挙の自由妨害)容疑で逮捕された政治団体「つばさの党」の黒川敦彦代表も、仮受付を済ませた。

 候補者や陣営関係者がいる控室周辺には、複数の警備員が配置された。8時半までに受け付けを済ませた候補予定者でくじ引きを行い、届け出順を決める。8時31分以降に訪れた候補予定者については、先着順で届け出順が決まる。都選管によると、すでに54人が事前審査を終えており、候補者数は前回2020年都知事選の22人を超え過去最多となる見通しだ。

 届け出の受付は午後5時まで続く。

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