第213通常国会が23日、閉幕した。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、政治資金規正法改正が最大の焦点となった。自民は成立にこぎ着けたが、浮き彫りになった課題は先送りされた。

国会は1月26日に召集され、元日に発生した能登半島地震への対応が緊急課題となった。裏金事件を巡っては政治倫理審査会が衆院で2009年以来、参院では初めて開かれ、安倍、二階両派幹部らに加え、岸田文雄首相自らが出席した。政府提出法案は62本のうち61本が成立した。〔共同〕

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