岸田文雄首相は7月1日、能登半島地震からの復興のために石川県に新設する国の支援拠点を訪問する方向で最終調整に入った。政府関係者が明らかにした。
支援拠点は「能登創造的復興タスクフォース」で、省庁横断で100人超の職員を常駐で派遣する。開設日の1日に、首相が現地で直接訓示をするという。首相は6月21日の記者会見で「オール霞が関がワンチームとして復興を加速する態勢が必要だ」と拠点開設を表明していた。
国の復興支援をめぐっては、10日の会議で、仮設住宅の設置や公費による家屋解体などを進めるため、6月中に追加の予備費の使用を決めるとしている。
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