北京の日本大使館前で警戒する治安当局者ら(25日、北京)=共同

林芳正官房長官は25日の記者会見で、中国江蘇省蘇州市で日本人の母子が中国人とみられる男に切りつけられて負傷した事件に関して「事案が発生したことは遺憾だ」と述べた。在上海日本総領事館が現地当局に再発防止と詳細情報の共有などを申し入れたと説明した。

被害に遭った母子について「病院で治療を受けていることを確認している」と話した。現地に総領事館の職員を派遣したほか、注意喚起のメールを在留邦人に送ったと明らかにした。

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