国民民主党の玉木雄一郎代表は25日の記者会見で、岸田文雄首相を批判する自民党の菅義偉前首相の姿勢を疑問視した。立憲民主党が通常国会で提出した内閣不信任決議案に菅氏が「賛成すればよかった」と述べた。

記者会見で就職氷河期世代対策の提言を発表する国民民主党の玉木代表（25日、国会内）

玉木氏は「国会が閉じて衆院解散がなくなってから言い始めている。安全地帯から文句を言うのは自民党の信頼を失うことにつながるのではないか」と指摘した。「首を代えたら選挙で勝ち抜けるだろうという発想が国民をばかにしている」と非難した。

菅氏は23日配信のオンライン番組で自民党派閥の政治資金問題への首相の対応を批判し、首相の政治責任に言及した。党総裁選について「国民に刷新感をもってもらえるかが大きな節目になる」と話した。

鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。